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私たちは東京墨田区で、墨田区発達障害の子どもを育てる親の会を運営しております。
現在、東京都で発達障害の子どもを子育てする環境で、恐らく多くの子どもと保護者が困っているのは、情緒の固定支援学級がないことではないかと思います。
(情緒の固定支援学級とは、知的発達の全般的な遅れがなく、発達障害があり、普通級ではその成果をあげることが難しい生徒のために、小集団(1学級8人編成)で日常的に指導を行う固定の学級です。自立活動による指導を行い、教科の学習については通常の学級に準ずる内容を学習します)
他県に目を向けると、ほとんどの小学校に情緒の固定支援級が設置されています。
それに対し、東京都は通級指導を採用しており、そのシステムの中では、発達障害の子どもが十分なサポートを受けられず、子どもも保護者も先生も困っている状況をあちらこちらで聞いています。
現在、多くの保護者が望んでいる情緒固定支援学級が東京都内全ての小中学校に設置されるべきです。他県ではほとんど全ての小学校で既に情緒固定支援級が導入されています。しかし東京都では通級指導が採用されており、このシステムでは発達障害児への十分なサポートが行き届かず、多くの場合子どもや保護者、そして先生方まで困難な状況となっています。
※情緒障害特別支援教育が進んでいると言われ ている大阪府と東京都を比較してみると、その差は歴然です。
▶︎大阪府
全小学校数 952校
情緒固定支援学級 2638学級
ほぼ100%の設置率
▶東京都
全小学校数 1262校
情緒固定支援学級 167学級(情緒固定学級の設置学校は55校)
設置率 約4.3%
この署名活動を通じて発達障害児とその親たちの日常生活や教育環境について理解していただき、その改善につながる一歩となればと思います。どうかご協力ください。この問題解決には皆さんのお力添えが必要です。署名お願いします。
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