【報告】2012年2月定例会
2012年02月16日 [高機能自閉症・アスペルガー部会]
2月16日(木)10:00~15:30 セシオン杉並・視聴覚室にて2月定例会を開催し満員御礼・約70名がご参加くださいました。
糸井岳史先生(明神下診療所/臨床心理士)をお迎えして、「大人の発達障害の精神科的併存障害(二次障害)に対する心理療法」をテーマにお話しいただきました。
講義の内容は大きく分けて2つでした。
1)「何故二次障害を併存することが多いのか」については、ストレスの多さをあげていました。
環境要因として家族や学校・仕事関係など。個体要因として間違った自己認識やストレス対処が苦手なことなど。情報の混乱として、偏った情報など。
2)「発達障害と二次障害の心理療法」については「架空の具体例」をたくさん用いて、「うつ」や「トラウマ」等の代表的な二次障害と発達障害との関連性及び治療法を説明して下さいました。
親御さんにも当事者の方にも、とても有益なお話だったと思います。
午後は2グループに分かれて情報交換会。先生にも残っていただき、たくさん助言を頂いたこともあり、終了時間を30分ほどオーバーしてのお開きとなりました。
寒い中ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。